道路計測・道路検査・解析事業
概要
現在、日本の舗装道路の総延長は、約78万kmにも及びます。併せて、交通量や物流の増大など、生活や経済を支える公共資産としての役割もますます重要性を増し、その整備水準も年々向上しています。このような背景があるため、より合理的・効率的に舗装道路を維持管理をするため、路面状況を的確に、更にリアルタイムで把握する事が不可欠です。この社会的ニーズにこたえるのが、私たち株式会社トノックスの路面性状計測システムです。
従来の人力で行われてきた様々な調査と比べ、大幅なスピードアップと省力化が図れ、更に安全性も向上。特に大量のデータを迅速に収集・処理する際に真価を発揮します。
技術・車両紹介
最先端のレーザー技術をはじめ、非接触センサ技術、コンピュータ制御技術など、長年培った道路管理に対するノウハウや知識を一つのシステムとして統合し、開発したのが路面性状計測車「ロメンキャッチャーLY」です。

主な特徴は以下の通りです。
主な特徴は以下の通りです。
- 中型トラックベースの車両です
- 独自のレーザー・ビデオ方式により、ひび割れ・わだちぼれ・平坦性の路面性状三要素を自動計測します
- レーザー光線を用いたオブトエレクトロニクスによる非接触法で、高精度な計測を可能にしました
- 計測範囲は最大4メートル、計測速度は最大60km/hと、交通の流れを妨げず大量・高速のデータ収集が行えます
- 計測後はもちろん、計測中もリアルタイムで記録データの確認が行えます
車両紹介・TX-FWD 計測車
Tx-FWD計測車は舗装(アスファルト、コンクリート)に衝撃荷重を加え、その時の 載荷荷重と複数点のたわみデータを測定するものです。本体のFWD(フォーリング・ウェイト・デフレクトメータ)装置一式を1BOXバンタイブの車両に搭載し、荷重載荷 ならびにたわみ測定操作は運転席からの遠隔操作が可能で、機動的な計測作業を可能にした車両です。
特徴は以下の通りです。
- 1BOXバンタイプの車両に搭載しておりますので、機動的な計測作業ができます。
- 計測位置は車両中心から左右300mmの位置で可能なため、計測時に並走・対向車線へのはみ出しがなく安全な作業が行えます。
- 路面のたわみはジオフォンの使用で、ミクロンオータの高精度計測が可能です。
- FWD装置の舗装路面へのセッティング・測定・収納などの作業は、運転席からのワンマンコントロールが可能であり、安全かつ能率的な計測作業ができます。
- 計測システムを弊社で独自開発したソフトでバックアップしているため、パソコンの画面を見ながら対話方式で簡単に操作できます。
- 計測データは現場でリアルタイム処理されてパソコンの画面に表示されますので、計測データの良否をその場で判断でき、信頼性の高いデータのみを採取できます。
- 計測データをハードディスクやUSBメモリに保存可能で、事務所に持ち帰って容易にデータ整理することが可能です。
- 気温と路面温度を自動測定するので、解析において細かい温度評価を行うことが可能です。
- 視認性の良い作業表示板の装備で、安全な作業が行えます。
株式会社トノックスのTX-FWD計測車について、 更に詳しい情報が必要な方は、以下の資料をご覧ください。
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車両紹介・TX-Road System
近頃では道路インフラの維持管理の重要性が増し、幹線道路のみならず、地方の道路まで細かく計測する必要が生じています。株式会社トノックスでは、そのニーズにこたえるために小回りのきくワンボックスカーでの道路計測車両「TX-Road System」を開発しました。
「TX-Road System」は、通常走行時はセンサ部を収納できる構造で、さらに昼夜を問わず80km/hで走行して1mm以上のクラックや±1mm以上のわだちぼれを検出することができます。
実際に、国土交通省が毎年実施している、道路検査車両に対する技術評価制度の認定を受けています。
株式会社トノックスの道路計測技術について、
更に詳しい情報が必要な方は、以下の資料をご覧ください。
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ロメンキャッチャーLYについて(1.1MByte)
TX-Road Systemについて(1.1MByte)
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